相性のいいステージ、悪いステージってほんとうにあるのかって話。

先週末は、高3愚息共通テストだったのですが、ワタクシも実は大きな試練を迎えていました(大げさ)。

自分がレッスンに通っているヤマハセンターの発表会があったのです。

ワタシが参加するのは夕方から始まる第4部。

この部は出演者全員が同じ先生の門下生ですし、長く続けておられる方が多いので知った顔も多く、久しぶりの再会で近況を伝えあったりと、わりと和気あいあいとした空気感です。ワタシも10年以上、この門下生グループに所属しておりますので、演奏前の緊張感って、そんなにはないのです。

ワタシも久しぶりに再会した、特に話の合ういつメンでまとまって着席し、うっきうきでおしゃべりをしちゃうくらいには開演前の時間を楽しんでおりました。

自分の演奏前にも、特には緊張感はなかったんですよ。

なのにねー、最後の最後、和音でバン!と終わるところの和音の音を盛大に間違えたんですよ。

いつもと違う汚い音が大音量で聞こえて、自分で弾いたくせにものすごくびっくりして、悲鳴を上げて椅子から飛び上がってしまいました(笑)。思わず演奏後のお辞儀の前に「ひいいー!!すみませんでした!!」とお詫びの挨拶をしてしまったくらい自分でもびっくりです(会場内、けっこうウケてて救われた(笑))。

落ち込みはしなかったのですが、やっぱりキメないといけないところを間違うのはとても悔しいです。いつもなら絶対間違えないとこなのになあ。ああ、また鍛錬積んで行かないとですね。

 

で、帰り道ぽてぽて歩きながら考えました。

なんであんな間違いをしちゃったんだろう。

緊張しなさすぎたのもダメだったなあ。

USBのデーターをセットして、深呼吸してスタート押すのが自分のルーティンのはずだったのに、それをやらなかった、いきなりスタート押してはじめちゃったなあ。

もうその辺から自分で気づかないうちにパニック起こしてたんだろうなあ。

演奏の楽しさを感じることなく流されるままに弾いていたなあ。

練習は積んでいるので、目をつぶってても最後まで無意識で弾くことはできます。大崩れすることはまずありません。

でも、ひとりよがりのダメダメ演奏になっちゃったなあ。

ああもう、中華会館での演奏ってこんなことばっかりやわ!!

…え??あれ、そういえばいつも「ああもう、くっそー!」って思うのはここ(中華会館)での発表会だわ。←気づいた。

 

というわけで、ワタシの中では、相性の悪いステージは「ある」という結論に至りました。なお、科学的根拠は一切ありません。あくまで独断と偏見です。

しかし、じゃあ、逆に相性のいいステージはあるのかい?と問われると、これは、うーん、特に無いですね(おい)。

どこのステージでも、どんな楽器でも、その時点での最高のパフォーマンスを目指していくのはワタシの最終目標です。生徒さんたちにはこんな迷信に惑わされることなく、見てくださっている人に最高の演奏を届けるために鍛錬を積みかさねていただけるよう、レッスンでワタシの今回のような失敗談は、大いにお伝えしていこうと思います。

そうなんですよ、長く続けておられる生徒さんたちはすでにご存知ですが、ワタシは反面教師にはもってこいのせんせいなんですわよ(笑)。


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