レッスン3年目以降の生徒さんはこうなってほしいと思っています。

ご入会されたばかりの生徒さんは、そりゃあレッスンが楽しいと思います。

毎回ウキウキでいらっしゃるし、テキストの練習を宿題に出しても速攻で練習して次のレッスンに備えてくださいます。

でも、私自身もそうですし、指導していても感じますが、そんなハイテンションは長くは続きません。

 

入会直後のビッグウェーブが去った後、残ったのが「練習ダルイ、めんどくさい。」では、レッスンが楽しくないし、継続することも難しくなってきます。

 

私が入会2年目以上の生徒さんを指導するうえで目標にしていることは、

「そこまでウキウキでレッスンを待ち焦がれているわけではないけど、やめるという選択肢は自分の中には全く無い。」という状態です。

レッスンの日に、練習してる時もあるし、してない時もあるし、でも、レッスンに行って演奏データーに合わせて弾いているときは楽しいし、ここまで弾けてるんやから、うまくいかなかったところはちゃんと練習しないとあかんねって思えるような、そんなレッスンをめざしています。

 

うちはコンクールでバンバン賞を取ることをめざしたり、プロを養成したりする教室ではありません。

ワタシの目標ははっきり言ってとっても地味ですが、

コツコツとレッスンと練習を積み重ねていって大人になって、「あ、この曲弾きたいな。」ってなった時に、ひとりで演奏して音楽を楽しめる技術と知識が身についていることをめざしています。

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