今日の午前中はご予約いただいていたレッスンが1件。
そう、この時期になると毎年1件は必ずお問い合せをいただく、「夏休みの宿題のお手伝い」なのでした。
今回は某中学2年生の「作曲」の宿題のお手伝い。
プリントに詩がどどーんと載っていて、この詩に曲をつけるという課題です。
あらかじめ、課題の詩を写メで送っていただいていたので、ある程度、歌詞の割り振りやコード進行を考えておき、レッスン当日、ご本人には割り振ったコードや語数の制限下でメロディーを考えていただきます。
無限にある音やリズムの組み合わせの中でも、「この小節にはこの音とこの音を使うと変だから使わない」、「音の数はこれだけ必要」などの制限があれば選択肢はかなり限られ、メロディーを作りやすくなります。ワタシがお手伝いできる作曲は、こうやって制限を作ってあげた中から音を拾っていただく作曲方法です。
音楽経験は学校の授業のみ、という生徒さんには、作曲の課題は少し難しいんじゃないかとワタシは思います。自由度が高すぎるし音楽的に何の決まりがあるのかすら分からない。どこから何に手を付けたらいいのか心底わからないんじゃないとか思います。
そんな子たちの方が多い(と思われる)中学校で、音楽の先生は一体何をどのレベルまで求めておられるのか。
宿題お手伝いのお問い合わせをいただくたびに感じる疑問です。
と言うわけで、時間が取れる限り、ワタシの知識が及ぶ限りはこんなお手伝いレッスンを行っております。興味のある方はどうぞメッセージを送ってください。
ワタシの演奏動画や、いろんな年代の生徒さんがレッスン中に演奏しておられる動画をたくさん公開しています。
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